親愛会では「担当制保育」を取り入れています。
ところで、「タントウセイって何?」と思われる⽅も多いと思います。これまで⽇本の保育園や幼稚園では「⼀⻫保育」が主流で、みんなが同じ時間に同じ⾏動(散歩、⾷事、お昼寝など)を⾏わせていました。
こうしたなか、近年、厚⽣労働省の新保育所保育指針に「担当制保育」の導⼊を推奨すると明⽂化されました。担当制保育は、乳児保育で先進的な取り組みを⾏っているハンガリーで⽣まれた保育理論で、デンマーク、フィンランド、オランダ、ドイツなどヨーロッパ諸国では導⼊が進んでいます。
担当制保育では、保育⼠の担当する⼦どもが決まっています。これはクラスのなかで担当児以外を⾒ないということではなく、クラス全体として⼦どもも⼤⼈(保育⼠)も協働して⼀⽇が⾃然に流れていくことを理想とした保育理論です。