子どもたちの感性を刺激し、創造性を生み出すための総合的な「基礎造形教育」を目指しています。
体験学習を通して、新しい感動や驚きを積み重ねることにより、やがて成長する過程でポジティブで創造性のある個性あふれる人間形成の一助になればと願っています。
Artの目的は、絵を上手に描くことだけではありません。小さいころは、もっと自由に、描く、創る感性を磨く体験をしてほしい。それが、Art&Design教室の目的です。
ArtだけでなくDesignも含めて広く体験させる場を与えるために、日本美術家連盟会員の版画家・とくだあきら先生を迎えるなど、積極的かつ自主的に制作意欲が湧くような環境も整備しています。
子どもたちが、総合的な体験学習や経験を通して、感じ取ったものが感性として磨かれていくはずです。この小さな活動が、子どもたちの感性を刺激し、創造性を生み出していく。子どもたちが変われば、社会、いつかは世界が変わる。大きな夢ですが、私たちは本気で思っています。
保育園での感性教育のねらいとして、
子どもたちに対して以下のことをテーマに取り組んでいます。
これらの感性をもった子どもたちが育っていくことで、
「自分の考えで新しいことを生み出せる人間に成長し、その人を受け入れる社会」
になってほしいと願っています。
リトミックとは、演奏したり聞いたりするだけでなく、全身を使って音楽を学ぶための方法です。リトミックには、動き、ソルフェージュ、即興の3つの要素があり、成長に応じてこの3つをバランスよく学びます。音楽的な能力への効果が注目されがちなリトミックですが、音楽にとどまらず成長過程で必要な「集中力」や「協調性」といった子どもの基礎能力を育てる効果もあります。
和太鼓では、リズムの確立と心をひとつにする精神、そして礼儀を覚えます。大きな音を出すことがストレス解消になり、和太鼓の音を聞くことでリラックス効果が得られるともいわれています。自分だけが上手に演奏できれば良いわけではなく、全員で力を合わせて演奏の質を上げていく必要もあり、協調性が身につくことが期待できます。曲が完成したときの達成感は大きく、やりがいを通して子どもの自己肯定感が育まれるのも和太鼓の魅力です。
子どもの成長に合わせて適切な運動能力を育くむカリキュラムのもと、運動の楽しさを伝えるのが体操教室の目的です。
カリキュラムは専任の講師が年間を通して組み、マット・跳び箱・鉄棒をはじめ運動の基本となる基礎的な運動能力や技術を、無理なく身につけていきます。これを通じて、体の使い方や運動のコツを掴み、柔軟さの増進や全身のバランス感覚を養います。
異文化、異言語に親しみ慣れることを目的に、英語教育を取り入れています。
英語教室の時間は、外部の外国人講師やバイリンガル講師が担当。基本的には、外国人講師が英語のみで話しかけるよう努めます。楽しいカリキュラムで子どもたちも安心して授業になじめます。
はじめは固い表情だった子どもたちも、やがて笑顔へ変わり、「Hi」「Hello」「See you」など先生に話しかけるようになっていきます。あそびを通した体験からリスニング力を養いながら、いずれは英語を話せるスピーチ力の土台も育んでいきます。
茶道は茶室への出入りや、正座の仕方、挨拶の仕方と美しい立ち振る舞いを学ぶことができます。お茶を振舞う茶道はおもてなしの心を養うこともでき、人を思いやる気持ちを育むことにもつながります。
また、茶道は日本の総合芸術とも言われ、身につける着物、お茶をたてる陶器、茶室を飾る生け花、香りを楽しむ香道など茶道を通し、さまざまな日本の伝統的文化を知ることができることも魅力のひとつです。