menu

異年齢保育

社会性を育てていくうえで大切な経験を

社会性を育てていくうえで大切な経験を

親愛会の保育では、異年齢保育を取り⼊れています。
具体的には、3歳・4歳・5歳の⼦どもたちが学年の壁を越え、約25名ずつ2クラスに分けて⼀緒に⽣活をすることで、きょうだいのような関係から学び合える環境を整えています。

異年齢保育とは

クラスにはいろいろな発達段階の⼦どもがいる中で、保育室ではさまざまなあそびが展開されています。保育⼠からも、多様なあそびが提供されます。

5歳児で苦⼿な分野がある⼦も、少し簡単なあそびに参加することで活動の中で成功感を得られますし、3歳児でも何か得意な分野がある⼦、好奇⼼の強い⼦は、⼤きな⼦の活動に参加することができます。

異年齢保育とは
異年齢保育とは

⼦どもが誰とあそぶか、⼀緒に過ごすかは、年齢で決まるわけではありません。
共通の関⼼、能⼒の違い、性格的に共感する…などさまざまな要素があります。

3歳児や4歳児は、最初のころは⾃分よりも年上で発達した⼦たちと⼀緒に過ごして、⾃分の年齢が上がれば、⾃分より⼩さい⼦がクラスにいます。
⾃然とさまざまな⽴場(リーダーシップをとる、指⽰を受け⼊れる、同等の関係など)を経験することができ、⾃分⾃⾝のことや社会性を育てていくうえで⼤切な経験を得られます。

異年齢保育のいいところ

Merit01

縦のつながりからの学び

縦のつながりからの学び

年少の子どもは、年長の子どもの行動を見て、真似をしながら自然に興味や関心を広げることができます。年長の子どもは自分より小さな子に優しく接することを学びます。年齢の異なる子どもと関わることで、自分の世界を広げたり、人と人とのつながりや、ふさわしいふるまいを学んだりすることができます。

Merit02

学年を越えた気の合う仲間

学年を越えた気の合う仲間

幼児期には、4月生まれ・3月生まれなど、同学年間でも生まれた時期による発達の違いが生じる場合があります。異年齢保育では、学年の区切りを気にせず、ひとりひとりの発達や個性に合った、気の合うお友だちと交流することができます。

Merit03

自然に学びを深められる環境

自然に学びを深められる環境

保育士はさまざまな年齢の子どもたちの興味が自然に広がるよう支援しています。たとえば、恐竜がはやっているクラスには、恐竜の図鑑や絵本を置いたり、あそびに取り入れたりするなど、子どもたちが今、興味のあるあそびや学びを自然に深められるようサポートします。

乳児期(0~2歳児)の3年間の考え方

集団の力を活かす。〜担当制で培った生活力により、花開く時期〜

集団の力を活かす。
〜担当制で培った生活力により、花開く時期〜

乳児期で個人的に丁寧に育児され生活習慣が形成されることで秩序が身につきます。情緒が安定し、自律し、自立した子どもは、幼児になってより集団的な子どもに育つと考えています。自分から周りの環境に積極的に興味を持ったり参加したりします。積極的に「あそび」に参加しその中で学習していくものです。

子どもの学習能力(基礎的学習能力)は、「興味を持つ」「集中する」「持続する」「想像する」ことで集中力、記憶力、想像力、創造力、思考力、企画力、組織力、行動力が発達するものです。これらの能力はすべて「あそび」を通して学んでいきます。

あそびの大切さ

幼児では、仲間関係が広がり乳児期よりも複雑なあそびを行います。遊ぶことによって、子どもは、思考を巡らし頭を使い論理的な能力、記憶力、コミュニケーション能力など、多くの力を発達させます。発達過程においては毎日の「あそび」が欠かせません。

幼児の理想的なあそびは、子どもたち自身が主体的にあそびを広げていくことです。一つの小さな興味や発見から見聞きしたり自分で調べるなど自発的に物事を掘り下げ、他のテーマへつなげて体系的で横断的な学びを子どもたち自身で展開していくことで、考える力、創造的な能力が養われます。

また、運動的なあそびにおいても、そのなかで怪我をしたり傷ついたりしながら、次は失敗しないように、自分の頭で考えて行動するようになります。その思考法こそ、大人になってから必要な物事を解決する能力です。

あそびの大切さ

幼児クラスの1日の流れ

9:00

保育士は7:00から合同保育を行い、8:30になったら各クラスに分かれて活動をします。
保護者や子どもひとりひとりに挨拶をし、体調など変わりはないか声をかけながら、丁寧に受け入れます。

10:00

わらべうた・数・文学・環境認識・体育・描画といった日常のカリキュラム(課業)を通じて、子どもたちの豊かな感性を育みます。

11:00

乳児クラスより少し早く食事の時間。
正しい姿勢で食事をすることの大切さや、スプーン、お箸、お皿の持ち方なども丁寧に見ています。

12:00

お昼寝の時間に保育士は、保育日誌や保護者向けに、園で過ごした1日の様子をエピソードのように書いて廊下に掲示しています。

15:00

順次起床し着替え、布団を畳み、おやつを食べます。

16:00

お迎えが来るまでは、室内あそびや園庭に出ておもいきり体を動かして楽しみます。

17:00
〜19:00

順次降園していきます。今日あったことを、ひとりひとりの保護者にお伝えし「またあしたね!」と声をかけ見送ります。

PAGETOP