いらっしゃいませ!

サンドイッチ屋さん 開店です!
ある日の保育室。キッチンのおもちゃの前で、Yくんがサンドイッチ作りに夢中になっていました。
具材を丁寧に重ねながら、真剣な表情で手を動かす姿はまるでコックさんのようです。
しばらくすると、「かんせーい!」と達成感いっぱいの笑顔を見せてくれました。
その後は、ペーパーブロックを重ねてカウンター作り。Yくんの様子を見ていたNちゃんも
自然と加わり、2人でサンドイッチ屋さんをオープンすることに。
「いらっしゃいませー!」と元気な呼び声に誘われて、
お出かけごっこをしていたお友だちがやってきます。
「これください!」
「はい!どうぞ!」
「このパンなあに?」
「これはいちごのパン!こっちはバナナ!」
「いちごのパンたべたい!」
やりとりを楽しみながら、お店屋さんごっこはますます賑やかに。
やさしい言葉のやりとりや、やってみたい気持ち、誰かと一緒に楽しむ心が、
遊びの中に溢れていました。
子どもたち同士の関わりが少しずつ増え、自然なやりとりが見られるようになってきました。
これからも遊びを通して、友だちとの関わりや気持ちの伝え方を少しずつ学んでいけるよう、
温かく見守っていきたいと思います。