主任保育士として、職員をさまざまな面から支える仕事をしています。
朝夕の送迎対応に始まり、クラスを担当する職員が休むときには私がヘルプに入ることもあります。ひとつのクラスだけでなく、園全体を見渡し、必要なサポートをする役割のため、0歳児から5歳児までの全クラスの保育を担当できる経験を持っていることは主任保育士の条件でもあります。
子どもだけでなく大人との関わりも大切にしなければいけないのが主任保育士の役割です。職員に対しては、日々の保育を通じて教育・指導を担当しています。また、現場の保育士が保育に専念できるよう、保護者とのコミュニケーションに気を配ることも私の大切な仕事のひとつです。
親愛会の理念である「担当制保育」に魅力を感じたことです。保育士の実習で参加した他社の保育園では一般的な一斉保育を採用していましたが、親愛会の「担当制保育」では一人ひとりの子どもに対してより丁寧な保育を実施している印象を持ちました。
働く環境では残業が多くならないよう、仕事を持ち帰らずに済むよう、早く出社しすぎないようになど職員間で自律的にバランスを取っている点も良いと思いました。実際、入社してから「仕事がたまって仕方がない」という声を聞きません。
「子どもが一番」ということを全員の共通認識として持つようにし、何が子どもの最善の利益となるか、何が一番楽しいかをつねに考え、日々の保育に活かしています。また、保護者と積極的にコミュニケーションをとることを大切にしています。
この仕事でやりがいを感じるのは年長(5歳児)の卒園式を無事に終えたときです。他にも日常では、子どもと信頼関係を築くことができたときにやりがいを感じます。
ふとした瞬間に、遠くにいた子が私のところに駆け寄ってきてくれたときや、名前を呼んでくれるようになったときなど、子どもと距離が縮まったと感じられる瞬間は心から嬉しいですね。
まず、子どもに適した設備やおもちゃを提供できている点です。子どもたちが過ごしやすい環境は職員にとっても快適な環境、保育がしやすい環境となるからです。冷房の効き加減ひとつとっても、環境にストレスを感じずに済むことは大切ですし、保育の質の向上につながると考えます。
職員の自主性が尊重される雰囲気も魅力的ですね。各クラスのリーダーには定時で上がれるよう、各自で工夫をするように促しています。リーダーの教育・指導においても、私は問題点や改善点を指摘するにとどめ、各自で解決策を考えてもらい、それを実践することで自らスキルアップしてもらえるように努めています。
どのようなかたちであれ今後も子どもにかかわっていきたいですし、保護者に寄り添える保育士でいたいです。それが、めぐりめぐって子どもに寄り添うことになると思うからです。
お迎えの時には、「お話が上手になりましたね」「今日はこんなことができましたよ」など、保護者にできるかぎり子どもの情報を伝えたいです。それと同時に、お父さん・お母さんの体調は悪くないかな、最近とても忙しそうだな、など保護者のコンディションにも注意を配っています。「先生は子どもだけでなく私のことも気にしてくれているな」と思ってもらえるような接し方をこれからも続けていきたいです。
順次、登園対応。朝は保護者にすれ違いざまに声をかけるなどして状況を確認します。
園児の出席確認と体調確認。どんな理由でお休みしている子どもが多いのかを把握します。
調理室に給食数の連絡。各クラスの見回りをして状況を把握。
職員の体調も把握し、職員が休むときなどはヘルプでクラス保育に入ります。
各種資料・書類作成のほか、行事の企画・手配など。
保護者からの電話連絡への対応、通院などで遅れて登園する子どもの受け入れも。
しっかりと休息を取り、午後に備えます。
午睡に入ると各クラスの見回りに。
午睡のあいだに各クラスの保育士と情報を共有。
トラブル対応や職員の相談への対応、早退する子どもの対応など。
お迎えの保護者とコミュニケーション。
今日一日の子どもの様子を伝え、会話を楽しみながら保護者の状況にも気を配ります。
お休みの日は、主にカフェや夢の国に行くことが楽しみですね。近所のおしゃれなカフェをめぐり、つかの間の休日を愉しんでいます。
また、年に1回「お泊まりディズニー」を計画して、子どもたちと思い切り楽しんでいます。何回行っても心が洗われて、童心に帰れる場所です。